茶道

25年、茶道を習っている。

短大で習い始め、卒業してから、茶道の先生から頂いたお言葉。

『細々とでも良いから、続けなさい』

『ゼロか100か思考』の私は、

『それでいいんだ』

と気持ちが楽になった。

先生がおっしゃったように、それから、結婚、出産など、細々としかできない時期もあったけれど、やめることなく、続けてきた。

というか、先生のあのお言葉で、続けてこれた。

 

 

最近は、指導の依頼があったりして、教えに行っている。

とほほ

教えるって難しいな・・・

教えるのは苦手・・・

私は、合っていないんじゃないかな・・・

と思ったりするけれど、そんなの言って、その都度、そのつど、避けるわけにはいかない。

だって、その時に避けても、

これから先、また『指導してほしい』

と依頼されること、必ずあるから・・・

 

3年ほど前から、高校の茶道部の指導の助手で行っているが、初めは本当にストレスだった。

教えるのは苦手だし、人と会うのも好きな方ではない。

しんどかったなー

 

でも、1年、2ねん行くうちに、『あれ、苦じゃなくなってきたぞ』

今でも、初めて会う1年生に会うことは、ほんとに苦手だけれど、

うーん

どうやったら、自分自身が成長できて、生徒さんが茶道を好きになってもらえるだろう。

敷居の高い茶道。

 

私の中の答えはまだ見つかっていないけれど、

私は師匠から教えていただいたこと。

 

  1. 愛情をかける
  2. 大事なお子さんを預かっている と思って接する。
  3. 自分自身が、茶道を好きでいること
  4. 日本文化である茶道を世界に広めるために、役割を果たしている

また、教えた生徒さんが育ってくれたら、その生徒さんがまた、誰かを育ててくれるだろう。

今まで教わるばかりで、こんなこと、考えもしなかったな・・・

様々な経験して、人の役に立つ人になりたい。

自分の持っているものを通して、人に喜ばれる自分になれるように、がんばりたい。