当事者でないとわからない

なぜ、不登校になった子、その親の気持ちが先生に伝わらないのだろう・・・

どうして、話しても話しても、伝わらずに、ずれた返事が返ってくるのだろう・・・

それは、立場が違うから。

そして、不登校の子どもをもったことが無いから・・・

 

私が住むそばの、近隣の市は、特別支援の教育が進んでいる。

講演会に行ったことがあり、始めの市長のあいさつでわかったこと。

市長自身が、障害を持ったお子さんをお持ちであったこと。

『なるほど』と思った。

そうでなければ、そこまでできないのだ。

 

私の住むところのPTAだよりを見ても、

『誰一人取り残さない教育を!』

なんて一言も書いていない。

さも、『全員が健全に学べています。』

といった具合で、私たちは取り残された感が半端ない・・・

しかし、これは仕方のないこと。

 

自分自身で、この状況で、子どもを育てていくしかないのだ。

今は、恵まれている。

インターネットでも学べるし、

まだまだやれることはある。

 

そして、

私も気を付けなければならない。

先生の気持ちにもなって、十分おもんばからないといけない。

大変な思いをして、業務にあたってくださっていると思う。

そこは忘れずにいつつ、

そして、不登校の子どもや自分の思いは、しっかり持って、進んでいこう。

 

お互いに、当事者でないとわからないけれども、

『多重視点』

良く相手のことを考えて、傾聴し、理解しようと努めていこうと思う。